灰色の棚

適当な話を適当に書くので、適当に見ていってください

連絡網などが作れなくなった原因の一部は、選挙関係だと思う


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ここ最近、連絡網を作らないケースが増えている。
個人情報保護の観点とか色いろあると思うが、最近、連絡網などのことを考えたのは、選挙関係だった。

というのも、全く知らない候補者の事務所から、
「○○高校に通っていた瞬希さん(もちろん本名)はいらっしゃいますか?」
と電話がかかってくるというケースがあったのだ。

どう考えても、高校関係の何かが漏れている。
同窓会に出席して名刺を交換したとかそういうことも一切ないし、卒業アルバムに連絡先が載ってるなどといったこともない。
となると、連絡網が選挙事務所の手に渡った可能性はそこそこあると思う。

連絡網だけではない。連絡先が載っている名簿類全てだ。
そういうものが、全く関係ないはずの人の手にわたって、全く関係ないことに使われる。
そんなことがあるから、作れなくなるのではないか。

セールスや宗教などでなかっただけましな気もするが、よく考えると選挙事務所だったというのは逆に危ないことかもしれない。
選挙に出るような人、もしくはその周りの人が、情報の取り扱いについてその程度の認識だということだからだ。

立候補者の与り知らぬところかもしれないが、言い訳にはならないだろう。
全く耳に入らないということはないのではと思うし、日常化していてそれを許している(暗黙でも)のは問題だ。

連絡網は、作られない方向に進んでいくと思う。ある意味どうしようもないからだ。
学校関係で、例えば同じクラスの誰かの家に連絡を取りたいなら、学校もしくは先生に連絡をとって、そちらから連絡を入れてもらうしか無いのではと思う。
面倒だが、仕方がない気がする。

情報の扱いは難しい。情報の扱いの意識を普及させることも、難しい。
だが、いつまでも今のままでいいとは思わない。

プライバシーを守るとか、言葉だけじゃなく、理由や個別の対応を含めた教育を。
大人にも、子どもにもしないといけないのではと、思う。