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灰色の棚

適当な話を適当に書くので、適当に見ていってください

ネット上で多くの人に認められるハードルは、十数年前より高くなった?


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 人気者になりたい、中心人物になってみたい、ちやほやされたい。

 そんなことを思うこと、ありますか? 私はあります。いや、ありました、かな。


 私がネットに入り浸り始めたのは十数年前で、その頃よく中高生くらいのテキストサイトを見ていました。私自身、小さな小さなサイトをやっていましたし。

 その頃に目指したものが私の根底にあったように思うのですが、それが今の環境とは合わないような気がしてきたので、ちょっと考えてみたいと思います。

 では、いってみよー。

ネットがみんなの普通なものになった

 十数年前くらいは、ネットはまだ一部の好きな人がやっている場所という印象があったように思います。

 Flashなどが流行り、ADSLも普及してきてそこそこ新しい人も増えていたような感じもありますが、それでもそこで何かを表現しよう、表に出そうという人はまだ一部だったような気がします。


 それが、今はもうネットは当たり前を通り越して特別なことでも何でも無くなったな、と思います。

 インターネット上で何かを書くとか、インターネット上の何かを見るとか、だれでも出来て当たり前のような考え方も出てきたような気がします。


 そんな風に、ネットが当たり前で、誰でも使える、身近な物になったことで色々変わってきたように思います。

表現者が増えて、ハードルが上がった

 全くとは言いませんが表現する人と見る人という区分がなくなってきて、皆が表現し皆が見るような状態になってきたように思います。

 それによって、求められるハードルが高くなったように感じています。


 以前も今も、クオリティの平均値はおそらくそう変わらないのではないかと思います。ものすごいものを出す人もいれば、全然すごくないものを出している人も居ます。それは変わりません。

 ですが、絶対量が増えました。以前は10人が物を出して上位5人が認められていたジャンルがあったとして、今は500人位が物を出して上位10人位が認められているような感じになっている気がします。


 見る側も増えているので認められる人数も増えては居ますが、上の例で言えば全体からの割合で言えば上位50%で喜ばれていたものが、上位2%しか喜ばれなくなったような、そんな変化があるような気がします。

 先に書いたようにクオリティの平均値は変わらないと思うので、認められるハードルが上がっていると思います。

一見さんが圧倒的に増えた

 私が見ていた場所がそうだったというだけかもしれませんが、以前は新しい人よりも古くからいる人の方が多かったように思います。よほどしっかり探したり、たまたま辿り着いたり、誰かに教わったりしない限り小さなコミュニティには誰も来なかったので、新しい人が来るのはそこそこ珍しかったような気がします。

 ですが今は、Twitterや精度の良い検索エンジン、ブックマークサイトやいろいろなSNSなどが普及して、伝播のスピードが格段に上がりました。

 小さなコミュニティでも、何かの拍子に目立てばものすごい数の人が来る可能性ができました。まぁ、以前も2chに晒されてとかはあったけど、もっと手軽に広まる環境ができたように思います。


 新しい人が少なければ、その場の空気感やローカルルールも保ちやすいですが、今はもうなかなかそういうものは保ちにくくなったのではないかと思います。

 今は、内輪のノリを共有した少数でたまに来る新しい人を迎えながら楽しむという形は、そう簡単には作り出せないような気がします。


 一見さんが増えると、否定的な反応も増えますしね。内輪だけでやっているより確実に否定的なものは増えます。

 そうなると、ポジティブな反応の印象は薄れます。どうしてもネガティブな方が目につきやすいし、ダメージとして残りがちです。

私のやりたかったこと

 私が最初に憧れて目指したことは、だんだんと実行が難しくなってきているように思います。

 自分が中心にいるコミュニティで、わいわいしながら面白いことを考え、やってみるみたいな。今でも不可能では無いと思いますが、それを成し遂げるために必要な力は相当ハードルが上がっていると思います。


 もちろん、私の力が無いからできていないというのは大きいです。今の技術を持って十数年前に戻れても、人気者になれるかといえば望みは薄いかもしれません。

 でも、見える範囲の人の数が増えて、誰でも出来る可能性が見えていて、クオリティのハードルが上がっていて、目立てば人がいっぱい来て、ネガティブな意見も多くなりがち。そんな今の方が難しいんじゃないかなぁと思います。


 まぁ、「まずはドカンとなにか打ち上げて、失敗してから言えよ」という気もしますけどね。それが正論だと思いますし。

 何もやれていないのに、やってもダメそうだよねと言っているだけな感じもあります。私だけに着目すればそうなるなと。まぁ、書いたことが間違っているとも思っていませんが……。

昔が良かったと思っているわけではない

 ハードルが上がったから、ネガティブなものが増えているから、今のほうがダメで昔はよかった、というつもりはありません。

 それだけ洗練されていいものが増えたという面もあるし、交流できる人の幅もものすごく広がっていると思うからです。ネガティブな意見に意味があるのかはよくわかりませんが。


 昔に関して思うことがあるとすれば、あの頃にもう少し技術があれば面白いことができたんじゃないか、ということくらいです。

 十数年前のネットを知ってすぐの私は、自分は何も持っていないと思っていました。今考えるとそんなことはなくて、その時しか使えない強みや初心者だから言えることもあったと思います。

 そういう意味で、あの時期のほとんどを観客として過ごしてしまったのはもったいなかったなと思っています。

おわりに

 まとめるというか、タイトルに対する答えは「ハードルは確実に高くなったと思う」です。

 タイトルを途中で変更したので、内容とちょっとずれがあるきもしますが、より良い物を思いつかないのでこれで行きます。


 ハードルは高くなったと思いますが、愚直にクオリティだけで戦うのが全てではないと思います。新しく始めた人は「新しく始めた人の」という強みもあります。例えば中高生なら、中高生目線で書けばそれも強みです。

 そう考えると、一部は難しくなったけど見る人が増えているから特化すれば勝てるかもしれない時代になっている、という気もします。


 私は面白いことがやりたい人です。昔も今もそれは変わらないし、未来も変わらないと思います。

 本当は中心に立ちたい人ですが、そこは軽く諦めてます。今の状況、中心はどこにもない気がするからです。誰かがいるから・力が足りないから中心に立てないというわけではなく、中心というものが無くなったのかなと思うからです。

 なので、上とか下とか中心とか外側とか考えず、面白いことをして適当に居た人と楽しめたらいいなと思います。


 うーん、タイトルの「多くの人に認められる」という部分に違和感がありありなんですが、変え方が本当に浮かばないので仕方ないですね。

 という感じで今回はここまで。おわり!