灰色の棚

適当な話を適当に書くので、適当に見ていってください

大切だったことだって、時間が経てば忘れてしまう


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忘れるというのは大切なことだ。
これまでの人生のすべてのことを覚えていたとしたら、おそらく私は潰れてしまうだろう。

だが、人は忘れてしまいたくないと思うものも、忘れてしまう。
人によるし、事柄にもよるが、私の場合、数年も経てばほとんどのことがはっきりとは思い出せない。

最後に彼女がいた期間から、そろそろ5年になるのだろうか。ざっと数えたらよく分からなくなったが、4,5年になる。
人を好きになるという感覚とか、人を愛するという感覚、そろそろ忘れてきた気がする。

ここ4,5年は恋する機会もなく、ここまできてしまった。
よく考えれば、20代前半といういい時期を、ほぼ何もなく過ごしたらしい。
もったいない。が、どうにか出来たのかといえば、どうにか出来るパターンが見いだせない。

このままだと、人を好きになるという感覚を忘れたままの人生になってしまう。
それは、避けたい。避けたいが、回避できる気がしない。
まぁ、始まりは唐突なものだし、いずれ何かが起こる可能性は大いにあると思うが……。

もうちょっと彩りある人生にするために、何をすべきか、考える。

……もっとちゃんと生きるべき、なんだろうなぁ。

不可能を可能にするためには、別の不可能事を実現しないといけない、という感じだ。
今のままじゃ、自分を好きになってくれる人なんていないのは分かるけど。厳しいなぁ。

と、ここまで、昨日、突然いつも使っているパスワードを忘れて焦った私が考えた。
なおパスワードは、どこか決めた位置にメモを残しておくべきである。