灰色の棚

適当な話を適当に書くので、適当に見ていってください

本当は、日本のいろんなものだって、きっと捨てたもんじゃない


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外国の○○は~という話をよく目にする。

それ自体は、そういうものもあるのかと思う分には悪く無いと思う。
だが、それらだってその国の「良い部分」である可能性が高いということは、頭の片隅においておきたい。

そして、日本にだって「良い部分」はたくさんあると、思う。

教育の話

日本の教育制度や現状に、これでいいのかという思いがいろいろある。
いろいろあるが、「日本の教育がダメだ」と全部否定はしたくない。

教師の不祥事があるからといって、すべての教師が犯罪者ではない。
当然なはずだけど、主語を広く広く使う人が多くて、嫌な気持ちがすることがある。

学校の先生たちにも、いろいろな人がいるだろう。
やる気がある人、ない人、先生に向いている人、実は向いてない人。

いい先生しかいないのが理想ではある。
だが、そうでないからといって、先生という職業を叩き、その仕事を妨害して、さらに叩く、という行為は誰のためにもならないと思う。

なんだってそう

関心が高いから教育の話を出したが、なんだってそうだ。

言うほど外国がいいのか?
言うほど日本はダメなのか?

隣の芝は青い、を続けてなにか良いことがあるのだろうか。

ダメな部分があるならあるで、外国を持ち上げてても仕方がない。
どうすれば改善できるのかという方向に議論を進めるべきだろう。

その中で、外国の事例を出して真似するのはいいと思う。

だが、
「外国はこんなにいいのに、日本はダメだねぇ(笑)」
と言っているだけでは、何も始まらないし進まないではないか。

頑張っている人のやる気を削ぐことはプラスにはならない

ダメな部分があることでも、その中で頑張っている人はいるはずだ。
そんな人のやる気を削ぐことは、決してプラスにはならないと思う。

文句を言うなというわけじゃない。
中にも目を向けて欲しいと思うだけだ。

変えようと頑張っている人を応援することで、変わるかもしれない。
少なくとも、目に見える悪い所が減る可能性は高いのではないか。


本当は、日本のいろんなものだって、きっと捨てたもんじゃない。
外ばかり持ち上げて、羨んでいないで。
もっといいところにも、素直な目を向けて欲しい。