「ピンクキモい反応」と「ダサピンク現象の問題点」について
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普段あまりやらないことをやってみようということで、時事ネタに乗っかってみたいと思う。
所謂「ダサピンク現象」という言葉を知って、思ったこと。
と言っても、ガッツリ足を踏み込むのも面倒だし(広がりすぎてそうだから調べる気が起きなかった)、書こうとしていることもちょっとした思い付きの域を出ないので突っ込みどころはたくさんあるかも知れません。
反論批判がくれば読ませてもらって考えようと思うけど、あくまで「私が思ったこと」だということは書いておきます。
という予防線を張れたのか張れないのかわからない感じで、いってみよー。
ダサピンク現象とは
私のザーッと見た認識だと、ダサピンク現象とは「女はピンクが好きなんでしょ」というよーわからん考えで作られたものが結果としてダサいものになる、みたいなことですよね。
「どうせ女はピンク好きなんだろ」という偏見的なものだけを指す場合もあるみたいだけど、「ダサくなる」ところまで含んでの言葉だという認識もあるのかなと見ました。
で。
これだけを見て思ったことは、「あーまぁ、イライラする人居るだろうねぇ」という感じ。「女性向け」とした偏見的な見方によってダサい商品が押し出されてくることに不快感を覚える人はいるだろうなーと。
この私の感想にも「論点そこじゃねーよ」みたいなツッコミが入りそうな気がしましたが、とりあえず私はそんなふうな感想を持ちました。
ピンクキモい反応とは
そうして次に思ったことは、女性以外に当てはまる同じようなことはないかなということ。
思いついたのは、「子どもだからって妖怪ウォッチ渡しておけばいいってわけじゃないだろ」と「男のくせにピンクとかキモい」みたいなことでした。
ここで先に言っておきたいのは、「女だけが被害を受けているわけじゃないんだから我慢しろ」というわけではないということです。男だって似たようなことをされているんだから女だけガタガタ言うな、みたいなこと私は嫌いです。
「あれも悪いこれも悪い」なら両方なくせよと思います。こっちは我慢してるんだからお前も我慢しろ、では誰も幸せにならないよねー、とですね。
ただ、「女だからピンクって発想がおかしい」と言いつつ「男のくせにピンクとかキモい」と言わないよね、大丈夫だよね。とは思いました。
ダサピンク現象という言葉を知って、似てはいるかもだけど全く別の問題として「男のくせにピンクとかキモい」と言われたりすることを思い付きました。
とりあえず、それをここでは語呂を合わせて「ピンクキモい反応」と呼ぶことにして、話を進めてみたいと思います。
男のくせにピンクとかキモい
実際にこういうことを言われたことある気がしますが、まぁダサピンクと同じでピンクに限ることではありません。
例えば私はぬいぐるみが好きですが、男のくせにぬいぐるみが好きとか(笑)とは男女どちらからも言われることがあります。少女漫画もわりと好きだけど「えー」って言われたことありますし、子どものころはおままごとの方が好きな子でしたが理解されないこともありました。
こういうことって、かなりあると思うんですよね。とりあえず男はこう女はこうと決めつけて、はみ出したら弱みということにして叩いてみるというような。
でも、それを「こんなことは絶対いけない、やめさせなければ!!!」とはあまり思いません。当たり前になりすぎて慣れてしまっているのか、自分もやってしまうことあるだろうなぁと思っているのか、理由ははっきりしないですが「人ってそんなもの」くらいに捉えている自分がいます。
問題は、どこ?
ここらまで書いて(実際はもう少し書いてたけどいくらか消した)、結局ダサピンクって何が問題なのよ、と気になったので更にかる~く調べました。
で、本当にかる~くですが調べた感じだと、2つありそう、かな?
ひとつめが、「女性だからピンクが好きだろう的なよーわからん考えでものを作っても、売れないよ」というような「いいものを作るためにはその目線じゃダメだよ」みたいなこと。
ふたつめが、「どうせ女はピンクが好きなんだろ、は差別的だからやめたほうがいいよ」というような「性差別をなくそう、偏見をなくそう」みたいなこと。
この2つがごっちゃごちゃになっていて、ワケガワカラナイヨ状態であるような気がしました。
私が上に書いてきたことは、ふたつめの方の問題なのかなーと思いながらの「私の思い付き」です。
今調べずに書き進めていたら、おそらく「ダサピンク現象は偏見ではありそうだけど、実害がそう大きくないなら男女それぞれに対する固定観念みたいなもの全体を少しずつでも溶かしていければいいかもな」みたいな着地になりそうでした。
まぁ、ひとつめの観点が出てきて砕け散ったわけですが、差別だー偏見だーという人がたくさんいる状態だと認識したら、そうまとめたかなと思います。
で。ひとつめが問題点とされるならどうかというと、「そうな気がするなぁ」としか言えないなと思います。
「女性はこうだろうから、こうしよう」の「女性はこうだろうから」が間違ってないですかという指摘と捉えると、まぁ間違ってそうだよねとしか答えられません。女性だからピンクって安直すぎない? みたいな。
その指摘の中で「これだから男は」と言われるとしたらそこにはやや反論したくなりそうだけど、そうでないなら特に反論もないかなという気がしました。
おわりに
とりあえず、私の書いたことを適当にまとめてみます。
- 「ダサピンク現象が腹立つ」と言いつつピンクキモい反応を示してないよね?
- 色んな所に偏見が潜んでいるから、それらを少しずつでも溶かしていきたいな
- 確かに、いいものを作るためにはダサピンク現象には気をつけたほうがよさそうだ
という感じかな?
最近良く目にするから乗っかろう! と思った「ダサピンク現象」という言葉の初出が思った以上に前だったりもして、私の浅い考えなんて実はもう出尽くしているんじゃないのとも思いましたが、まぁ書いてみました。
とりあえず、言葉の定義とかこれまでの文脈を何一つ調べずにものを書くのは超怖いしやめといたほうが良さげだなと思いました。あとは、ある程度定義があっても違う意味で使い続ける人もいるだろうなとか。噛み合わなくもなりそうだよなとか。
こういう考えてみた系記事を書いた時によくやる、来そうな辛辣なブコメを先に予想しようのコーナー(そんなのあったっけ)もやっときます。
- 何も分かってない、ただのバカ
- 結局何を言いたいのか。内容が無い。
- 差別反対みたいなことを言いつつ明らかな差別意識が見え隠れする件
3つ考えました。ひとつ目はまぁ、そうかも。ふたつ目も、そうかも。みっつ目は私も認識してないけど、差別とか難しい問題だとこんなふうに言われることもありそうかな、みたいなことです。
難しいことを考えたので、いつもより時間がかかりました。普段は20分位で書くけど、この記事は1時間半くらいはかかったかな?
「そうかもー」とか「いや、違うだろ」とか、適当に(優しい言葉で)教えていただけると嬉しいです。
という感じで今回はここまで。おわり!