灰色の棚

適当な話を適当に書くので、適当に見ていってください

その議論の目的は何ですか? 喧嘩になってしまうのは、もったいないと思います。


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 はてな界隈は戦場なの?

 「戦闘民族はてな人」という一言ネタを思いついたけど誰か言ってそうと思って調べたら、少なくとも6年は前に通りすぎた道で笑った瞬希です。やっぱりかー。


 はてブやブログやTwitterで連日のように議論や言い争いが起こっている印象を受けますが、ちょっと疑問に思ったことがあります。それは「何を目指しているんだろう?」ということです。

 議論・言い争いについて、少しだけ考えてみたいと思います。いってみよー。

着地しない議論に、意味はあるのでしょうか

 見出しの質問に答えるだけならば、「ある」と思います。議論の過程で見えてくるものもあったりすると思いますしね。

 ですが、人に議論をふっかけるとき、何を目的としているのかは明確にしたほうがいいのではないかなと思うことがあります。


 何故かと言うと、ふっかけた方とふっかけられた方の認識が違うと、まともな議論にならないと思うからです。あとは、目的がない状態でふっかけていると、終わりが見えないことが多いとも。

 「先に出された意見が間違っているから訂正させたい」なら、「訂正を迫る」ことを明確にして「間違いを指摘する」必要があると思います。「意見に不明瞭な点があるから明瞭にしたい」なら、それを伝えて「分からないところを聞く」必要があるのではないかと。

 「気に食わないから議論のようにして引っ掻き回したい」というのは論外ですが、ふっかけられた側からするとそうとしか見えないパターンってあります。もしそうでないなら、そう誤解されるのは誰のためにもなりません。

ぶつかり合うだけが全てじゃない

 私のはてなのイメージは、人と人との間に火花が散ったら即座に「ファイッ」って感じです。沸点が低いというか、とりあえず戦っとけみたいな風に見えてます(もちろん、皆が皆そうだ、と思っているわけじゃないですよ)。

 もしそうだとしても、それはそれで文化なのでしょうし、私が否定するべきことでもないとおもうから否定する気はないけど、それだけじゃない気もするんです。


 なんというか、もう少し優しい議論は出来ないのかなと思うことがあります。優しいというのは「ぬるい」ということではなくて、「丁寧な言葉で」とか「お互いを尊重して」ということ。

 事実を突きつける以外は無駄だ、と思うのもありだとは思うけど、事実を突きつけるだけに終始しようとしているうちにお互い気が高ぶっちゃって、議論にならなくなるのは本末転倒じゃないかと。


 おかしいと思うことがあっても、相手を全否定しないこと。間違っていると指摘されても、全否定されていると思わないこと。まずはお互いがそれを守らないと、ただの喧嘩になってしまう気がします。

 「ここはこう思いましたよ」「確かにそこはそうだったかもしれません」とか、「ここはこう思いましたよ」「こういう考えでやったんですけど、そう見えるかもしれませんね」「そう思えちゃいました」みたいなやりとりで終わってもいいはずだったこと、ある気がするんです。

 そこで(同じ状況だとして)、「こんなふうに言うなんてあの人はやっぱりおかしい」みたいに言えばそりゃこじれるし、「ここはこう思いましたよ」「はぁ? あなたがそう思うならそうなんでしょう、あなたの中ではね」みたいに言えばこじれます。


 目的を持って議論をして、ぶつかり合うのは大切だと思います。でも、目的外のところでこじれて喧嘩になるようなことは、エネルギーの浪費だと思うんです。

はてなに限ったことじゃないけど、特にね

 ここまではてなはてな書いてきましたが、リアルだろうが他の場所だろうが言えることだと思います。今、私ははてなでブログをやっている人との交流が多いのでこういう風に書いたけど、どこででもではないかと。

 ここに書いたのは、争いが苦手な私の勝手な考えです。知り合いと知り合いだったり、よく見ている人たちだったりが言い争いをしているのを見てわたわたする(けど何も出来ない)ことが多くて、書きたくなったので書きました。


 「こういう考えもあるんだよー」ってことを知ってもらえたらいいかなと思います。「だからこうしろ!」とか言うつもりはさらさら無いので、まぁ、一意見として。

 予防線張るの格好よくないとも思うけど、まぁ本当に争いが苦手なので許していただけると幸いです。意図しててもしてなくても、激しく非難されると動揺するので。特にはてブだと答えにくいですしね。


 炎上と喧嘩ははてなの華なのかもしれないけど、思ったことを書きました!

 では、今回はこのへんで。おわり!